無電解ニッケルめっきの特徴

  • 電源不要なのでめっき装置が簡単です。
  • 被めっき物の形状が複雑であってもめっき厚さが均一につきます。
  • めっき皮膜のピンホールが少ないです。
  • 電流分布の考慮を必要とせず、作業性が良いです。
  • 浴管理の自動化が可能です。
  • めっき皮膜が硬く、耐摩耗性が良いです。
  • めっき皮膜は磁性がなく、熱処理すると磁性を生じます。
  • 電気めっきと比べてめっき液が高価で寿命が短いです。
  • めっき皮膜は、リンやボロンなどとの合金めっきです。
  • 光沢電気ニッケルめっきと比べると外観が劣ります。
  • 電気めっきと比べると排水処理が困難です。
  • 酸性浴(ペーハー4.0~5.5)は浴が安定で使いやすいので最も広く用いられています。次亜りん酸塩からの析出では、めっき皮膜はりんを6~12%含むニッケル・リン合金で、硬くて、耐摩耗性、耐薬品性にすぐれています。アンモニアアルカリ浴(ペーハー8.0~9.5)は、低温(40~50℃)でめっきできるので、プラスチック上のめっきに用いられます。めっき皮膜はりんを3~6%含むニッケル・リン合金です。このほかに多くの浴組成が工夫されています。
  • 無電解ニッケル-リンめっきをカニゼンめっきと呼ぶこともあります。
  • バイオ燃料(高濃度アルコール燃料)に対し、良好な耐食性を有します。
1.分散めっき(複合めっき)
  • 無電解ニッケルめっきをマトリックスとし、その皮膜中にPTFE(テフロン)などの固体微粒子を均一に分散・共析させた物です。その為、無電解ニッケルめっきの持つ耐摩耗性・均一性・高寸法精度と分散粒子の持つ機能性(滑り性・非粘着性など)を兼ね備えた皮膜を得ることが出来ます。
引用、参考文献:
『日刊工業新聞社刊 (社)表面技術協会編 表面技術便覧』、
『日本鍍金材料協同組合発行 藤ヶ谷雄章編 めっき技術ガイド改訂版』、『日刊工
業新聞社刊 丸山清著 初級めっき』

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