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  ◆試験・研究設備とその機能  
     
   顧客からの依頼に伴う試作品の性状分析、あるいは自社での開発実験、研究、調査に関連する性状分析および解析を目的として下記の試験機類を設置いたしました。是非、皆様のご利用をお待ちしております。  

  表1 試験、研究設備の種類、機器名、型式、メーカーおよび機能
機 械 名
型 式
メ ー カ ー
能 力
倒立型金属顕微鏡 エピフォトTME200 ニコン 接眼×10 対物×5.10.20.40.50.100
マイクロスコープ VH−8000 キーエンス 倍率×25〜175、×500、×1000
切  断  機 ラボトム−3 ストルアス 高さ40mm 奥行き90oまで
研  磨  機 ラボトール5 +ラボフォース3 ストルアス 円盤径φ200mm 1枚50−500rpm
表面粗さ試験機 SE3500 小坂研究所 縦倍率50-500000 横倍率1-5000測定力0.75mN
微小硬さ試験機 HM-102 アカシ 荷重 0.010〜1kg
ロックウェル
硬さ試験機
ARK−600 ミツトヨ 試験力 588.7N 980N 1471N
摩擦摩耗試験機 EFM−VーADX A&D 加圧荷重20N〜5000N 
すべり速度 0.6cm/seo〜400cm/sec
リングonディスク 
ピンonディスク
 
  次にこれら機器類の主な用途について簡単に説明いたします。  

    倒立型金属顕微鏡: 
      めっき層の表面および断面の形態、ミクロ組織の観察、あるいは摩耗痕、摩耗粉末の形態を観察することによって摩耗のメカニズムの検討を行います。
    マイクロスコープ:
      基本的には金属顕微鏡と同様な機能を持っていますが、焦点深度が深く、従って凹凸のある面でも観察が可能です。また、画像をパソコンに取り込むことができます。
    切断機:
      組織検査や硬さ測定を行う際、検査の対象となる製品から、必要な部分を試験片として採取するための切断に用いる機械です。
    研磨機:
      金属顕微鏡でミクロ組織を観察する前段階として、検鏡面をエメリーペーパ仕上げした後、クロスに取り替え、アルミナ等の酸化物の懸濁液あるいはダイアモンドペ−ストによりミラーポリッシュまで行う装置。
    表面粗さ試験機:
      触針式の仕上げ面粗さ試験機でめっき面をはじめとする表面の粗さやうねりの状態を観察するのに用います。また、めっき面と非めっき面の段差からめっき層の厚さの計測、あるいは摩耗痕の深さと幅から摩耗した容積を求めるのに使用します。この際、摩擦面の表面状態(粗さ)から摩耗のメカニズムを判断することが可能です。
    微小硬さ試験機:
      ビッカース硬さ試験機に属し、通称マイクロビッカース硬さ試験機とも呼ばれています。めっき層をはじめとする薄い層の断面あるいは表面の硬さを測定する装置です。試験力は上述の範囲で段階的に変化させることができ、薄い皮膜ほど軽い試験力で測定します。
    ロックウェル硬さ試験機:
      ロックウエル硬さ試験機;硬さ試験機の中で最も利用頻度の高い試験機に属します。圧子、試験力の組合せによっては鉄鋼材料、非鉄金属材料など、広範囲に亘る材料の硬さ測定ができます。また、めっき層をはじめとする皮膜の密着強さを圧痕の周囲に生じた亀裂あるいは剥離の状態から定性的ではあるが推測することができます。
    摩擦・摩耗試験機:
      すべり摩擦方式の摩擦・摩耗試験機で、めっき皮膜の摩擦・摩耗特性の検討に用います。試験片の組合せにはRing on DiskとPin on Diskの2通りがあります。試験は非潤滑(乾燥)および潤滑下の何れの方式でも可能です。摩耗量は上述の触針式の表面粗さ試験機を利用して摩耗痕の容積を求め、その結果から比摩耗量(摩耗した容積/荷重・摩擦距離:mm3/kgf・mmまたはmm3/N・mm)を算出します。この方法は傾斜組成を持つ表面層、例えば傾斜合金めっき層、浸炭層などの摩耗量測定法として最適です。
     
以上