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技術情報

社団法人 日本熱処理技術協会より平成18年度 協会賞 技術開発賞を受賞しました(2007.5.10)

この賞は熱処理技術の発展に多大な貢献を齎したと広く認められる卓越した熱処理技術の開発に寄与した個人または団体に授与されるもので、弊社と(株)日本テクノの共同研究による成果が認められ、平成19年5月10日、東京工業大学ディジタル多目的ホールで開催中の第64回学術講演大会の席上において授与されました。

開発した技術はアルミニウム合金の高機能化、殊に摩擦、摩耗に対する改善を目的としてアルミニウム合金に鉄あるいは鉄-クロム合金めっきを施したのち、窒化系(ガス窒化、ガス軟窒化、酸窒化、ガス浸硫窒化など)の表面熱処理を施す複合処理です。この処理によって摩擦面には非金属的な性質をもった表面層が形成され、これが摩擦の過程で相手材との間で生ずる凝着や焼付きの抑制に効果があります。また、アルミニウムと鉄との熱膨張率の違いから鉄合金めっき面には亀甲模様にき裂が発生し、これが潤滑下において油道の役割を果してくれます。なお、このような熱処理を行うことによってめっき界面にはアルミニウムと鉄の相互拡散が起こり、めっき皮膜の密着性は極めて強固なものとなります。

この技術の特徴は既に完成され、汎用されている技術を複合させたもので、特別な高度の技術や設備を必要とせず、中小企業でも十分対応が可能なことです。

弊社 竹内榮一顧問が日本熱処理技術協会第64回講演大会で基調講演(2007.5.10-11)

平成19年5月10, 11日、東京工業大学 ディジタル多目的ホールで開催された講演大会2日目の現場と学会が共通のテーマで討論するセッション「トライボロジーと熱処理・表面改質の新たな潮流」において “トライボロジーと熱処理・表面改質” というテーマで基調講演を行いました。内容は摩耗に及ぼす硬さ、残留応力、残留オーステナイトの影響、表面改質処理による化合物層が摩耗に及ぼす影響、摩耗に及ぼす潤滑油の挙動などです。

基調講演の内容はこちらのPDFでご覧いただけます

 
     

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